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無題
俺「ふぃ~。討伐完了。相変わらずクック先生は強いなぁ・・・」
巧「お前が力抜いてたんだろうが。」
俺「あ、ばれてた?」
――ばればれだ。
俺「ふぅん・・・・・・ま、いっか。戻ろうぜ。」
巧「はいよ。」
――うむ。
俺「・・・・・・スマン、巧助。先に戻ってくれ。後で追いつく。ゼノとルナの面倒頼んだぜ~。」
巧「・・・・・・?」
そうして、半ば無理やり巧助と別れた俺とデビルイスはあの場所に戻っていた。
――ほう、懐かしい場所に来た物だな。お主。
俺「ああ。時には思い出めぐりにでもってな。」
――ふっ、お主らしい。だが、まさかお主とこういう風に話すとは思ってもいなかった。
俺「それは・・・こっちのセリフだっての。」
家に帰ってきた俺を待ち受けていたのは、罠だった・・・
俺「ぐへっ!」
ルナ「わーいわーい、お父ちゃんが引っ掛かったー。」
ゼノ「やったー!」
俺「・・・凛・・・・・・お前だな・・・」
凛「ほう、良く分かったな?」
――何故分かったのだ?
俺「忘れるもんかよ・・・ったく・・・・・・」
凛「だが、実際に作ったのは子供達だがな。」
俺「教えたのがお前なのは変わらんっ。」
巧「俺も手伝っているがな。」
俺「皆して俺を攻撃すな~!」
『ハハハ!』
と、笑っている所に。
村長「大変だ!このジャンボ村近くの密林にクシャルダオラが、砂漠にナナ・テスカトリが出たんだ!至急、迎撃に向かってくれ!!」
俺「何!?」
凛「・・・・・・・・・」
巧「そいつは一大事だな・・・」
ゼノ「古龍?僕が倒すよー。」
ルナ「私もーー。」
――古龍か・・・久しぶりだな・・・
「皆、聞いてくれ。」と注目を集める。
俺「二手に分かれて叩こう。流石に、一匹に集中してたらもう一匹に攻撃されてオシマイだ。」
凛「で、問題はどう分かれるかだな・・・」
俺「それなんだがな・・・」
巧「・・・俺はクシャを殺しに行かせてもらうぜ。この風炎天魔の真なる力を引き出す良い相手だからな。」
そう言ってその日本刀を掲げる。
ルナ「なら私もーーー。」
ゼノ「僕もついてくーーー。」
俺「・・・なつかれたな、巧助のヤツ・・・」
凛「いい事じゃないか。」
俺「・・・変な事を教えられなけりゃ良いんだが・・・」
凛「考えすぎだぞ?Len。」
俺「それもそうだな。」
凛「とにかく、つまり・・・」
俺「俺と凛がナナか。」
凛「久しぶりだな。二人で狩りをするのは・・・」
俺「・・・・・・ああ。」
ルナ「あーー、ずるーい。」
ゼノ「僕もーー・・・」
巧「子供達はお呼びじゃないのさ。さ、行こうぜ。」
『は~~い・・・・・・』
巧助は子供達を家から出る事を促しながら、目配せする。
・・・・・・余計なお世話だっ。
俺「さぁて、久しぶりの狩りだ。楽しくやろうな。凛。」
凛「ああ。行くか。」
俺「おぅよ。」
凛は龍刀【朧火】を持ち、俺はテリオス=ダオラを担いだ。
久しぶりの古龍だ。楽しませてもらうぜ。