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無題
Len達が家を出て行った後、直ぐに村長が現れた。
村長「大変だ!」
巧「どうかしましたか?」
村長「ああ、実は・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
凛「久しぶりに来れたな、Len。」
俺「流石に古塔への採取クエストは無い。リオ討伐クエが一番楽だったしな。スマン。」
凛「いや、いいんだ。それでは、行こうか。」
俺「ああ。先に採取を終わらせておこう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺「ふう。大分集まったな。これ位でいいのか?」
凛「ああ。十分だ。さて、狩りに行こう。」
俺「待ってくれ。古塔の頂上に行こう。調査を終わらせておきたい。」
凛「ああ、忘れていた・・・」
俺「じゃ、行こうか。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺達はギアノスやガブラスの奇襲を掻い潜りながらようやく頂上に着いた。
俺「ふう・・・・・・ようやくついた・・・」
凛「Len!あの影!!」
凛がそう言い、俺は凛の指差す方向を見る。すると、その影は俺の方を見ているようだった。
俺「・・・・・・!」
辺りを包んでいた霧が晴れだす。
俺「・・・いよいよお出ましか!」
俺も凛も武器を構える。
その影の正体は・・・・・・
俺、凛『・・・・・・・・・・・・』
俺「い、岩・・・・・・」
凛「とんだ肩透かしを食らったな・・・・・・」
俺「ああ・・・・・・これで振り出しに戻ったわけか・・・・・・」
凛「・・・さて、さっさとレウスを狩ろう。」
俺はああ。とうなずき元の道を戻った・・・
その道中。
俺「なぁ、行くときはここに大岩があった筈だよな。」
そう言ったここはエリア5。
凛「う~む・・・覚えてないな。」
俺「・・・・・・言ってみよう。何か手がかりがあるかも知れない。」
凛「ああ。分かった。」
そう言い、高い崖を俺から飛び降りた・・・・・・
『ドスン!!』
俺「いってぇ!流石にこの高さは無いな・・・」
と言った所で。
『ボフッ』
俺「グハァ!!!」
凛「!!Len!!!」
俺の真上に凛が落ちてきた・・・回避出来なかった俺は凛の下敷きに・・・
俺「幾らなんでも・・・今回は・・・死にそうな痛みだぁ・・・」
凛「す、すまない!!」
俺「い、いや、いい。俺も不注意だったし。」
凛「さて、もう元の道には戻れないな・・・」
俺「・・・ああ。」
と、いいつつ辺りを見回す。そこは古塔よりも遥かに濃い霧が立ち込めていた。
凛「・・・視界が悪いな・・・・・・」
俺は同感だと思いつつも辺りを見回していた。と。
俺「・・・・・・・・・!!!」
俺「・・・・・・凛。伏せるんだ。」
凛「・・・!!」
俺の目に飛び込んだもの。それは・・・
俺「古龍さん達勢ぞろいってか?」
凛「なんで・・・ここまで・・・」
紛れも無く古龍。
しかも、ナナやテオだけではない。
クシャやナズチまでも居た。
俺はさらにその先に居る三つの影も捉えた。
俺「・・・・・・リオレウス達だ。原種、亜種。もう一つは・・・銀色・・・?」
凛「・・・なっ・・・・・・・・・!」
ここまで酷いと、もはや本気になっても勝てるかどうか分からない。
デビルイス装備も装備していない。
凛「・・・・・・どうする?」
俺「流石に・・・・・・一匹ずつ誘き寄せて戦おう。それしか方法はない。」
まだ敵との距離は十分にある。視界も悪いから、まだ大丈夫だ・・・。
凛「さて、どいつから叩こうか・・・」
とりあえず、クシャを叩こう。と俺は言い、ぎりぎりクシャだけに見つかるまでの距離に近づいた。気付くクシャ。
俺「こっちだ・・・大人しく来るんだな・・・」
風を纏い、突進するクシャ。
俺はそれを受け流して端に追いやる。
と、その時。
凛「!!!Len!!レイアまでいる!!気付かれているぞ!!」
俺「なにっ!!!」
クシャから一度目を逸らし、凛の指差す方向に目を向ける。
そこには、確かに陸の女王が。しかも3体。これまた原種、亜種、見慣れぬ金色。
俺「何てこった!!!」
俺がそういうのと同時に、3体のレイアは突進してきた・・・・・・・・・