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一閃
俺に向けて3頭のレイアが突進してくる。
俺「くそ!!」
俺は3頭の突進を何とか回避して、レイアの頭を封龍槍【刹那】で突く。
俺「凛!!レイアを先に殺す!!1頭ずつ確実にだ!!」
凛「ああ!!」
そういい、凛は龍刀【朧火】の矛先をレイア(原種)に向ける。
凛「行こう!!Len!!」
凛「ヤァ!!!」
凛が鬼人斬りを放つ。レイア亜種が大きな声を上げながら倒れる。
俺「よし。後はクシャとあの金色のレイアだな。」
凛「私はあの金色のレイアを倒す!!Lenはクシャをお願いする!!」
俺はよし。と言いつつクシャとレイアの間に立ち、閃光玉を放つ。
・・・・・・成功だ。見事に2匹とも目が眩んでいる。
俺「先ずはその角を折らせてもらう。覚悟しろよ?」
俺はクシャの頭目掛けて突進する。
俺「ハァァ!!!」
ざくっ。クシャは大きく怯み倒れる。
角が取れた・・・
俺「・・・・・・さぁて。一気にけりつけてやるぜ!!」
凛「くっ!!Len!!こいつ、頭が硬いぞ!!」
俺「・・・!?詳しく教えるんだ!!代わろう!」
凛「私がとりあえず尻尾を切っておいた!後は倒すのみだが、他の部分が硬すぎる!私の武器では歯が立たない!」
俺「・・・と、なるとあの銀色のリオレウスも似ているか・・・」
そういいつつ、もう一回閃光玉を投げる。何とか掛かったか。
俺「さぁて、どんな堅さだ?」
そういいつつ突く。
俺「・・・こりゃぁ・・・随分と堅い事。だが、ランスには無効だ。」
そう言いながらとにかく突進をする。
俺「オラァァァ!!!!」
その一言と共に放った一撃がレイアの頭を貫く。
レイアの討伐が完了した。
俺「はぁはぁ・・・凛、てつだ・・・」
凛「もう終わっているぞ?」
どうやら、気付かないうちに倒していたようだった。
俺「はは、強くなってるじゃないか。」
凛「いや、私が戦いだしたときにはもう瀕死だったんだ。」
俺「ハハハ・・・さて、次はどうする?」
凛「レウスが妥当ではないのか?」
そうだな・・・といいつつ古龍と飛竜の位置を確認する。ぎりぎりだな・・・
俺「よし。またここに誘き寄せよう。俺が囮になる。」
凛「ああ。」
ぎりぎりまで近づく俺。気付く飛竜。・・・大丈夫。まだ古龍は気付いてない。
そのまま誘導する俺。
凛「無事だったか。Len。」
俺「ああ。何とかね。」
さて、どうしよう・・・・・・
凛がレウスの一撃を喰らい、ダウンする。
俺「凛!!!」
凛「うっ・・・・・・」
凛「・・・!!Len!!後ろにナズチが!!!」
俺「なっ!!!」
気を取られた隙に銀レウスがブレスを吐く。まともに受けた俺は吹っ飛ばされてしまった。更に、追い討ちも喰らってしまう。
俺「・・・・・・ぐはっ!(力が・・・出ねぇ・・・)」
凛「Len!!!!」
凛が駆け寄る。
俺「・・・逃げろ。今すぐここから逃げるんだ。俺はもう動けない。逃げろ。」
その言葉に凛は首を横に振る。
凛「・・・いやだ。私は・・・・・・」
そう言った時、ナズチが凛に突進してきた。
まともに受けて倒れる凛。
凛「Lenが死ぬなら・・・私も・・・死ぬ・・・・・・」
ナズチとレウス3頭が離れた所から突進してくる。
俺はその時・・・久しぶりにあの感情が。
俺「凛・・・ありがとよ。思い出した。俺は凛を守る。もう一回。」
俺「凛・・・君を死なせたりしないよ。」
俺は再び立ち上がり。封龍槍を持ち。
凄まじい速さで次々と敵の心臓を一突きした。
俺「ハァ!!!」
その間、わずか一秒。
凛「・・・・・・・・・一閃・・・・・・」
次々と倒れる龍たちにナナとテオも気付いたようだ。
その間に俺は回復薬グレートを飲ませる。
俺「・・・凛。ありがとよ。」
凛「こちらこそだ・・・」
と、その時。
巧、ルナゼノ『お~~~~い!!!』
俺「ようやく来たか・・・。」
凛「増援か・・・」
巧「Len!こいつを!!」
そう言い、巧助が渡したもの。
――随分と無理をしたようだな。お主。
俺「デビルイス!」
早速装備する。
ゼノ、ルナ『おかぁちゃん!!』
凛「大丈夫だ、お父さんが守ってくれた・・・」
俺「・・・!(まさか、あいつの口からそんな言葉が出るとは・・・)」
巧「!Len。こいつらが何故ここに?」
俺「それを調べたいんだが、後2体残ってる。話はそれからだな。」
皆の様子を確認して。
俺「さぁて!!!一気に叩くぞ!!」